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そしてまだ見ぬすっとこどっこい [NC的生活]

ここWinston-Salemはまさに毎日真夏日和、来る日も来る日も雲ひとつ無いノースカロライナブルーのお天気が続いています(夕方のサンダーストームもご愛嬌)。

で、今日も暑いけど学校行って夏休みの宿題(小学生みたいですが、履修してる科目によってはそういうのもあるのです・・)をやろうとアパートの駐車場を歩いていると、アパートのプールでこんな光景を発見!

この青年、プールでいったい何をしてるのかというと・・

勉強!!!(笑)

音楽聴きながらとかテレビ見ながらとかの「ながら勉強」はよくあることですが、「プール入りながら」の勉強は始めて目にしました。予想するに、

「あ~、今日も天気いいな~・・プール行きてぇ・・。」

「でも勉強しないと・・。あ~、でも今日みたいな日に泳ぐと気持ちいいだろうな・・。」

「よしっ、プールで勉強しよ」

みたいな思考プロセスを経て、このような行動に至ったのでしょうか?

プールサイドでタオルの上に教科書、というのもいまにも教科書が水浸しになりそうでハラハラしますが、それ以外にも、座ってやるならともかく、プールの中でずっと立ちっ放し(水牢責めじゃないんだから・・)は疲れるのでは?等々、とにかく突っ込みどころ満載の彼に老婆心から一言。

「遊ぶなら遊ぶ、勉強するなら勉強するで、メリハリを大切にね!!(笑)」


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6ドルで取る免許 [NC的生活]

先日、NC(ノースカロライナ)州のドライバーズライセンス(運転免許)を取りに行きました。

去年一年は国際免許のみで運転していたのですが、NC州の免許を取得しないと自動車保険料が高くなるし、レンタルビデオ屋の会員にもなれないし、お酒を買うときにいちいち国際免許かパスポートを携帯しなくてはならないし(アメリカでは自分の年齢を証明する公的証明書がないとお酒が購入できない)・・等々、いろいろ面倒なことが多いのです。しかし反面、いったんアメリカの免許を取ってしまうと、スピード違反を犯してしまった場合には、容赦なくアメリカ人と同等の処分を課せられます(国際免許の場合はポリスメンが面倒くさがって処分無しになるケースが多いみたいです)。

そんなアメリカ(NC州)の免許取得事情ですが、日本の免許みたいに何十日も教習所に通ったり合宿に行ったりする必要は無く、たった半日で取得できます。半日といってもその殆どは待ち時間なので、DMV(Department of Motor Vehicle=アメリカ陸運局)の順番待ちが空いてれば、恐らく最速で一時間ほどで取得できるはずです。

免許取得の流れとしては

DMVオフィスに行き、受付に並ぶ
 ↓
必要書類(SSN(Social Security Number=社会保障番号)、パスポート、ビザ関係書類、自動車保険証書)の確認(3分)
 ↓
係官が必要事項をシステムに入力(20分)
 ↓
視力検査(3分)
 ↓
PC上にて交通法規のテスト(10分)
 ↓
路上テスト(5分)
 ↓
免許証発行(5分)

みたいな感じです。

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帰ってきたミネルヴァの梟 [NC的生活]

世界全国推定一桁(更にそのうち半分は親族)の「ミネルヴァの梟」ブログの読者の皆さん、大変お久しぶりです。月日の経つのは早いもので、前回の更新からはや三ヶ月が経過してしまいました。

更新は義務ではないとはいえ、さすがに三ヶ月もブログを放置するのは怠慢すぎたと我ながら反省しています。だって三ヶ月といえば、三ヶ月前に生まれたうちの甥っ子にとっての人生の全てですからね・・。

で、この三ヶ月間、ざっとどんなことをしていたかというと、

4月=年度末試験→やたら多い年度末イベントへの参加
5月=課外授業のJapan Tripで日本に一時帰国(甥っ子にもこのとき会いました)
6月=欧州へ3週間の外遊

みたいな感じでした。

そして現在はWinston-Salemに再び舞い戻り、久しぶりにノースカロライナのゆるやかな時間の流れに身を任せ、まったりする日々です。とはいえ、再来週からは再び西方へ4週間の長征に出かける予定なので、それまでに少しでも多くこのブログの3ヶ月間の空白を埋めるべく、その間の身辺記を書いていきたいと思います。


日本よりずっと広い空に広がるノースカロライナの夕焼け。焼けすぎてもはや空襲みたいです。


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チャリティーオークション 前編 [NC的生活]

バブコック主催のチャリティオークションが行われるというので、夫婦で顔を出してきました。

チャリティオークションというと、イメージするのは日本のバザーのようなものでしょうか。
家で使っていないお中元の品とか古本を拠出し、お値打ち価格で販売する・・。

今でこそヤフーオークションにその存在価値を取って代わられた気がしますが、私も小学校のときに毎年体育館で行われていたバザーには毎年参加し、掘り出し物を探すのに血眼になっていたことを懐かしく思い出します。

で、今回のチャリティオークションでもそのような掘り出し物をおいしく落札すべく、参加したわけです。

ちなみに今回のオークションに出品されるのは、日本のバザーのように食器や家具などではなく、メインの品は教授陣による「おもてなし」を中心としたものです。

例えば

「Dean(学部長)自宅でのディナーパーティ(4名)」(注;()内は対象人数)
「学年指導教授宅でのワインパーティ(6名)」

なんていうオーソドックスなものから

「財務会計担当教授宅の液晶スクリーンで、教授によるLaw's(NCの地元企業)の10K(アメリカの財務諸表)解説を聞きながらのディナー(6名)」

とか

「Organizational Behavior(組織行動論)担当の教授(女性)とカクテルを飲みながらEQ(心の知能指数ね)をブラッシュアップするカクテルパーティ(2名)」

とかの他に、我らが(?)スコットによる

「スコットのポーカーナイト(徹夜でスコットとポーカー)」

なんていうのもありました。

で、今回私が狙っていたのは、IT担当教授のロンによる「フットボールテイルゲートパーティー(10名)」なる一品です。理由としては、
①先学期の彼の授業がとても面白く、人間的にも尊敬できる教授であった
という他に、
②しかし、ITはMBAの中ではあくまで傍流のカテゴリーなので、ファイナンス等の人気教授の出品するものに比べると、最終落札価格が低めになると考えられる
で、ついでに
③現在受講している彼の授業「Database Management」の成績評価における私への特別待遇(があったらいいな~)
という、非常に戦略的なものでした(③はあくまで冗談です・・多分)。

然るに、私の事前予想としては、人気教授のディナー系が300ドル程度、ロンのパーティーはそこから半分ほど割り引いて100~150ドル程度かな~?くらいの感じでした。

というかこの時点では、どうせこのチャリティオークション自体もたいして盛り上がらない、しょっぱい企画なんではないかと思っていたのです。

ところが・・

オークション会場に来て見ると、すごい人です。
また、ボランティアで用意されたサンドイッチやクッキー等の軽食もあり、ちょっとしたパーティーの雰囲気です。
そして危険なことに、口当たりの良いワインも無料で飲み放題で、既に顔真っ赤の酔いちくれ君も出現しています。

で、いよいよ最初の商品から落札開始。

ビッドを仕切るのは杉本清のようなナイスミドルではなく、テキサスファッションに身を固めたバブコック二年生のベン・キング。オークション中、ビッドの手が上がるたびに「ハイヤ~ッ!!」とカウボーイ風の雄たけびを上げ、落札者をあおっていく技には天性のものを感じます。

そんなこんなで、最初に入札された財務会計担当教授のディナー(6名)の落札額がいきなり600ドル。予想以上の高額です。目玉商品である3人の教授によるBBQパーティー(60名)に至っては、6900ドル・・(一年生の生徒会長が落札してました)。

さすが、「貯金」という概念を知らないアメリカ人、金銭感覚が壊れまくってます。

というか私も勘違いしていたのですが、どうもチャリティオークションというのは、私のように掘り出し物で得をしたいという者が来るものではなく、お金が財布から溢れちゃってるプチブルジョアが酒を飲みつつ慈善活動しちゃう、そんな場だったようです。

それを端的に表してたのが、学校当局から出品された学内駐車場権。バブコックでは車通勤する生徒全員が年間250ドル支払って学校に隣接する駐車場の駐車権を購入しなければならないのですが、通常価格250ドルのその権利が、なんと280ドルで落札されていました。つまり、掘り出し物どころか、チャリティーの名目がついてる分、市場価格よりも高い値段がついてるのですね・・。

そしてオークション後半戦、そんな勘違いから立ち直る暇も無く、いよいよ私の狙う、ロンのパーティーのオークションが始まります・・

(疲れたので次回に続きます)


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チャリティオークション 後編 [NC的生活]

前編からの続き

いよいよ私の狙う「ロンのフットボールテイルゲートパーティー」の出品となりました。

この会場に来る前は75ドルを戦略的落札価格と策定していたのですが、チャリティオークションの意味を履き違えていたことに気づき、急遽100ドルを戦略的落札価格に、そして上限値を150ドルに設定しなおしました。

そして入札開始。

「50ドル!」

と入札開始価格が読み上げられたので、とりあえず自分のビッド札を上に掲げます。
すると、

「60ドル、70ドル、80ドル!」

なんと、早くも2秒足らずで当初の戦略的落札価格を突破。アメリカ人の壊れた金銭感覚に対する自分の見通しの甘さを痛感します。

「100ドル!」

ボーっとしてる間に、いつの間にか100ドルまで値がつりあがっています。とりあえず、ここは上限値の150ドルまでいくしかない・・。

「110ドル、120ドル、140ドル!」

え、今なんか値段を急につりあげなかった?(今回は、落札者が値段を告げるのではなく、司会者がどんどん新しい値段を連呼し、それに応じるという人だけが自分のビッド札を上に掲げるスタイルです)

「150ドル!」

入札開始から十数秒で早くも私の上限設定に達してしまいました。

「160ドル!」

はい、今回のオークション終了・・。

といいたいところなのだけど、タダ酒につられて飲んだワインの酔いと、この会場でただ一人(嫁さん除く)、「黄金の国・ジャパン」を代表する日本人としての私の自尊心に火がついてしまったようです。

「ジャパンマネーの力を甘く見るな!!(ジャパンマネーを沢山持ってるのは自分ではないのですが・・)」

との心の声に突き動かされて、ビッド札を無意識に掲げる自分が・・

「はい160出たよ!次、170、180、190、200!」

ダメだ、更にどんどん上がっていく・・既にビッド札を掲げてるのは私以外に2人だけなのですが、どうやらクラスメイトのサラが同様にこの出品を狙っているようです。

とはいえ、さすがに200ドル以上は出すつもりはなく、さっきの心の声もどこにいったのか、あっさりとジャパンマネーは戦意喪失し、ビッド札を取り下げます。

「210、220、230・・」

その間もビッドはどんどんつりあがっていきます。完全に蚊帳の外に置かれる自分。

「250、260・・・誰か270はいないか?」

そろそろ決着がつくようで、サラ以外、260ドルの次に上げようとする人は誰もいないようです。だんだんシーンとしてくる会場。

すると、何を思ったのか私のほうへつかつかと近づいてくるベンキング。

「ハイヤ~ッ!!」

むむっ、こいつもしかして俺を煽ってるのか???

「ハイヤッハイヤッ~!!」

引き続き、マイクでうるさく煽ってくるベンキング。
すると、後ろに座っていたインド人のサクシが

「Go!! ハイペリオン、Go~!!!」

と煽りをかましてきます。

え、もしかしてこれ、行かないと「チキン野郎」呼ばわりされるんじゃ・・・。

マイケル・J ・フォックスの例を見ても分かるように、アメリカ社会で一度「チキン野郎」の烙印を押されてしまうと、そいつは一生その汚名を背負って生きていかねばなりません(注;今思えばこれは勘違いでした)

「ヤンキーめ、金満日本をナメるな!よ~し・・そこまでいうなら行ってやるか・・!?」

と静かにテンションが上がってくる自分。
ふと、我が家の金庫番(奥さんね)を無意識に振り返ると、静かに横に首を振っています・・。

しかし・・許せ妻よ、男にはどうしても勝負しなければならない時があるのさ・・。

次の瞬間、ビッド札を高く掲げている自分。そして会場を見回すと、諦めたように首を振るサラが・・。

「270ドルでハンマープライス!!」

勝った・・。

見たか、これがジャパンマネーの力だ!これが「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の真骨頂だ!!

興奮を抑えきれずに金庫番のほうを振り返ると「あ~あ、やっちゃったよこの人・・」と呆れた表情をしています。
後ろのサクシを振り返ると「あ・・煽っちゃってごめんね・・」と気まずそうに謝られました。

だんだん正気に返る自分。

270ドル・・。

日本円に直すと約33,000円・・・。

高いな・・。

もちろん今更取り消しなどできません。
どうやら私も、チャリティオークションという名の魔物にパックリと食われてしまっていたようです。
恐らくこれがヤフーオークションとかで、部屋で一人で入札してたのだったらもう少し自制心を保てたのかもしれませんが、やはり会場の雰囲気に大きく流されてしまっていたようです。

まあでも、せっかく入札に成功したテイルゲートパーティーなので、前向きに楽しみに待ちたいと思います。

追記;入札した「フットボールテイルゲートパーティー」なのですが、私は「フットボール」とは当然サッカーのことだと思っていたのですが、N氏曰く、「当然アメフトのことです」とのこと・・。パーティーまでにはせめてルールくらい勉強しておこうと思います。


上記はパーティーなんかで振舞われる典型的な軽食。本オークションの時のものではないのですが。


西洋散髪事情 [NC的生活]

渡米以降の散髪は、いつも近所にある美容院に行っています。

日本で美容院に行く男というとなんかオサレな響きがありますが、こちらのいわゆるバーバーショップ(床屋)というやつは、聞くところによると店員がチンパンジー並みのスキルしか持っていないとのことなのでさすがにちょっと恐ろしくて、わざわざ美容院などに行ってるわけです。

かといって美容院の店員だったら高いスキルを持っているのかというとそうでもなくて、せいぜい良くてもオランウータン並のスキルしかもっていないと思うのですが、極めて人間に近いDNAを持ち、「森の賢人」と言われるオランウータンのことですから(?)、渋々我慢しているわけです。

で、美容院といっても、私のような男性に対してはハサミすら使ってもらえず、バリカン一本で一筆書きのように頭をなぞられて終~了~です。所有時間はわずか10分。料金は10ドル+チップ。

日本では数年前からQB HOUSEという床屋チェーンが10分1000円という斬新なシステムで多忙なビジネスマン相手に大成功を収め、日経ビジネスモデル大賞か何かをもらってたと思いますが、ここアメリカでは既に10分1000円はデファクトスタンダードになってるわけですね。

床屋がこんなデタラメなせいか、アメリカの男性の大抵はかなりテキトーな髪型をしています。実際、クラスの男性の半分以上が丸刈りかスポーツ刈りなんじゃないでしょうか。金髪で彫りの深い白人だからまだなんとなくイケてる感じはするのですが、日本だったら刑務所ですよ、これ。

かくいう私も、そもそも髪型には特に気を使わないタチなので、週末フラッと訪れては「今の長さの半分くらいで」とかいい加減な注文をして、10分で終わって帰ってきます。

まあアメリカ人からしたら、時には5000円も払って1時間もかかる日本の散髪の方が信じられないのかもしれません。「そんな時間とお金があるなら、大好きなバーガーキングにでも行くよ!」とか、目を丸くして言う姿が目に浮かびます(笑)


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保守的なアメリカ人と握り寿司 [NC的生活]

今日はBabcockでの年間を通じて最も大きなイベントのひとつであるInternational Food Festivalが開催されました。これは、MBAに在籍するインターナショナルの学生が各国の威信をかけて(?)自国の料理を調理し、みんなにふるまうというもの。Babcockはそもそもインターナショナル比率の高い学校ではないですが、それでも今年も十数国の生徒が母国料理を振舞いました。

そんな中、我々日本人の用意したものは「SUSHI」・・!!。そう、ここアメリカの片田舎であるWinston-Salemですら十件近くの寿司専門店があるくらい(まともなのはひとつも無いけど)既に国民的認知を得ている「SUSHI」を、我々本場の日本人が、彼らの前で握って差し上げようという素晴らしい企画なのです!

かといって、このような超内陸で新鮮な寿司ネタが入手できるわけもなく、かろうじて帰るのは冷凍のSashimi Grade Tuna(刺身用マグロ)のみ。ちなみにお値段は$7.99/lb(ポンド)です。しかし、このマグロがそんなに悪くない!試しに我が家で解凍し、柵にしてから漬けにして握ってみたのですが(勿論寿司を握るのは初めて。ネットで握り方をチラ見しただけ)、これが驚くほど美味しい!できたて焼きたてはなんでも美味しいといいますが、寿司も同じなんですね~。

我々日本人が舌を巻くほどのうまさの寿司だから、アラブ人の握るエセ寿司で高い金をふんだくられているアメリカ人にこれを提供できれば、Internationa Food Festivalに文字通り「伝説」を築くことができるはず・・。そう意気込んで我々一向は現地に乗り込みました。

仕込んだ寿司ネタと酢飯。衛生面とコストを考えてネタはマグロと玉子のみ・・

そしてアメリカ人の前で颯爽と寿司を握る我々「エセ寿司職人」。ひれ伏せよアメリカ人、これが本場の「SUSHI」だ!そしてそのうまさにむせび泣くがいい!!

・・・しかし、我々の握った寿司はあまり減らず、それどころか握った寿司のストックが増えていく・・何故だ・・。とりあえず前を通りがかったクラスメイトに私の握った寿司を薦めてみる。

「Sorry, I can't eat raw fish」

・・・。う~ん、みんな寿司の名前は知ってても、実際に食べたことがある人って少ないのか・・?それとも、我々が目の前で素手でネタとコメをすくってるのに拒絶反応をしめしているのか・・?でも寿司マシーンでもない限り寿司は素手で握らなきゃいけないんだよね・・。

時間が経つにつれ、徐々に我々の前に増えていく寿司のストック。しょうがないので自分でヒョイヒョイつまんで食べてみる。う~ん、美味いじゃないか・・。再び、チームメイトのトムに、美味いから食べてみてくれと薦めてみる。

「No thanks」

・・・。いいよ、欲しくない人は食べなくていい。ものの良さの分からない保守的なアメリカ人め!!ということで、結局なんとか仕込んでいった材料はさばけたものの、当初予想していた「伝説」レベルの成功とは程遠い結果となりました。まあ、やっぱりアメリカ人、それも南部に住んでて海外に一回も行ったことがない、なんていう人は食に対しても非常に保守的なんでしょうね。でも、だったらこんな催しやる意味ないんじゃ・・と、少し苦い思いの残るフードフェスティバルでした。

いよいよ再来週からはMid termテストが始まるので、気合を入れねば!!

注)写真中央の紫の服を着ているのが、今回唯一、異常なほど寿司に関心を示し、十貫近くの寿司をたいらげ、さらに自分にも握らせてくれと志願してきた超寿司好きのクラスメートのジョナサン。でも日本に対する関心は殆ど無い模様・・。その隣の赤いハッピを着た浮かれ日本人が、今回「SUSHI」プロジェクトを発足し、イマイチの結果に終わった筆者。


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こんにちは赤ちゃん [NC的生活]

昨日は、Babcock随一?の料理の腕を誇るNさんの奥様、そして生後三ヶ月のベイビー殿がようやくWinston-Salem入りされたことを歓迎し、我が家にてホームパーティーらしきものを開催しました。Nさんの渡米時には生後間もないベイビー殿の首が据わっていなかった為、泣く泣く奥様とベイビー殿を日本に残されてきたとのことですので、ようやくの家族集合にNさんの喜びもひとしおのことと思います!

しかし、つくづくベイビーというものは大人は勿論、子供にも無い特別な力を持っているものだなぁと思います。あの汚れ無き、真っ直ぐな瞳でジ~ッ!と見つめられた日には、勉強×勉強で渇ききった我々の心にも命の泉が湧き、明日への活力も湧いてくるというものです。他人の子供ですらこうなのですから、自分の子供だと尚更なんでしょうね。グルメゆえに人一倍アメリカのジャンクフードに舌と精神をやられていたNさんですが、これからは奥様の愛情料理とベイビー殿の神通力で、更なる力を発揮してくれるものと思います(そしたら私にも勉強教えてください)。

で、パーティーの料理はうちの奥さんと私で分担して作りました。奥さんは焼きカレーと春巻き、そして日本から持参のホームベーカリーで作ったパネトーネというイタリア風のパン、私は豚肉のトマト煮込みとエビとアボカドのサラダ、加えて、奥さんにシャーロットで買ってきてもらったかつおのたたきの冷凍を解凍して作ったお造り(というほどのものではないけど)、そして先輩の奥様J子さんにラザニアを持参していただき、同級生のKさんにHaris Teeterというスーパーでターキーの丸焼きを買ってきていただきました。さすがにこれだけ揃うと見た目もけっこうパーティーっぽくなります(ちなみに、写真の右上に見えるのがベイビー殿の足です!)

さすがにパーティー後も明日への予習が溜まっているのでビールは乾杯だけで二杯目からはジュースでしたが、とても和やかな時間を過ごすことができました。

というわけで、先週末は十分楽しんだので、また今週も煮るなり焼くなり好きにしてくだせえ・・。


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ルンルンを買っておうちに帰ろう [NC的生活]

今日はようやく金曜日!長く、辛すぎて寿命が一年くらい縮まった一週間もようやく終わりです。でも月曜までにしなければいけない予習復習が山のように・・。しかし!勉強にもメリハリが必要だし、さすがに金曜には勉強もする気がしない、という長い言い訳に基づき、今日は午後から奥さんと一緒にWinston-Salemから車で二時間弱ほどのところにあるTanger Outletというアウトレットモールに行ってきました。

以前、日本で御殿場のアウトレットにいった時は、服しか売ってないし、なんか聞いたこと無いブランドの店ばかりあるし(あまりブランドに興味が無いので)、やたら高いしであまり面白くなかったので今回もあまり気が進まなかったのですが、今回は私も当座の服を必要としていた為、ノコノコとこんな性に合わないところにやってきたのです。

というのも、Babcockから言い渡されている「明日のためにその1」の掟として「授業はビジネスカジュアルで受けるべし」というのがあり、学校には原則としてキチンとした服装を着ていなければならないのです(ちなみにジーンズも不可)。私は以前にMBAの生活案内のブックレットに「授業中の服装はTシャツ・短パン・サンダルでOK」と書いてあったのを真に受けて適当な服しか持ってきていなかった為、唯一、一着だけ持ってきていた白いチノパンを毎日着ている・・というキチャナイ状況だったので、とりあえずは長ズボンを何着か買うことを目的としました。

で、アメリカのモールといえばどこも超巨大!というのが定番なのですが、今回のTangerアウトレットは、あやうく見過して通り過ぎそうになったくらい、こじんまりした、あまり活気を感じさせない雰囲気のモールでした。

「二時間かけて来た価値あるのか・・?」と不安になりましたが、そこはさすがアメリカ、どこの店もかなーり安い!日本にも店舗を構えているブランド店としてはラルフローレン、GAP、バナナリパブリック、COACHなんかがあったのですが、どの店も恐らく日本の半額以下で、品揃えも中々のものです。そして嬉しいのが、品ごとのサイズもきめが細かいこと!私は生来の食道楽が災いしてちょっちメタボリックな体系なので、日本ではズボンの裾を詰めてもらうことが多いのですが、こちらでは様々なサイズが取り揃えてある為、裾直し無しでピッタリ!なサイズのズボンを見つけることができました!

結局、バナナリパブリックでコーデュロイのズボンを2着、GAPでフォーマルっぽいズボンもう1着を買ったのですが、値段がそれぞれ$27×2、$19と、まさにジーンズメイト並みの価格・・。バナナリパブリックが入っているという日本のプランタン銀座なんかで買った日には、軽くこの3~4倍の値段はしそうです。

奥さんも良いものを見つけられて、夫婦二人でホクホクしながら帰ってきました。片道二時間はちと遠い気もしますが、なかなかお奨めな買い物スポットです!


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NASCAR [NC的生活]

ようやく今日で厳しかった一週目が終了!と思いきや、授業の終了した午後から新たな催し物が・・。それはNASCARというアメリカでとても有名なモータースポーツレースをみんなで観戦する!ことではなく、実際にNASCARで走っている車の助手席への搭乗体験をする!という、もはやMBAと何が関係あるのか説明するのが馬鹿馬鹿しくなるくらいよく分からない企画であります。

まずはWinston-Salemからバスに揺られて一時間と少し、NC州最大の都市であるシャーロット(Charlotte)まで来ると、眼前に府中競馬場の倍はありそうな超巨大建築物が・・

で、さっそく全員にかっちょいいレーシングスーツが配布され、若い兄ちゃんから今日の活動内容の説明を聞くのですが、例によって話ががめちゃくちゃ早いので(お経読んでるみたいだった)、殆ど言ってることが分からず・・結局20分ほど説明を受けて分かったのは1.みんなで変わりばんこに助手席に乗ってレースをする2.チーム全員がピットに入り、助手席に乗る人のフォローをする、の二点のみ。う~ん、見た感じ危険そうな競技だけに、果たしてこんな浅い理解で大丈夫なんだろうか・・。

そしていざレース場に入ると、10台のNASCARマシンとプロレーサーが勢ぞろい!そして広大なレース場はBabcock生徒の完全貸切状態!(どうでもいいけどこのイベント、いったいいくら金かかってんだ・・)

そしていよいよルールも分からぬままにレースが始まったのですが、運良く我々のチームは第二レースだったので、まずは第一レースをじっくり観察してルールを確認したところ、5人チームの全員が一度ずつ助手席に乗り込み、1人あたり6周した時点でピットに戻り、シートベルトを外され、代わりの人が乗り込むまでのタイムを競う、というルールのようです。

ようするに、レースカーの助手席はとても狭いので、ピットのチームメイトがシートベルトを外して外に引きずり出して、次に乗る人のシートベルトを締めてあげなくてはならないんですね。で、そのタイムが一番早いチームが勝つというわけです。ちなみに、レース中の運転は勿論プロレーサー任せなのですが、彼らはレース中にはあまり抜いたり抜かれたりしないので、結局ピットの時間が全てのレースの要素になるわけです。う~ん、かなり簡単なルールだな~。あの兄ちゃんはあんな長い時間何を説明していたんだ・・。

で、第二レースで私も実際にレーシングマシンに乗せてもらったのですが、とても怖かったです。何が怖いって、時速200km超えてるのに、前の車との車間が1~2mしかないこと。助手席からみると、本当に前の車と自分の車がくっついてるように見えます。レースってこんなにギリギリの間を詰めてくものなんでしょうか・・う~ん、すごいな~。

というわけで、この一週間はとても疲れたけど、最後にこのようなわけの分からないイベントで締めたせいか、なんだか楽しかったと思える一週間になりました。来週からも頑張りたいと思います!


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