きむかつ [アメリカ食生活]
先日、恵比寿の有名なとんかつ屋「きむかつ」にいって参りました。
二年ほど前、夜の恵比寿を歩いているといきなりものすごい行列に出くわし、いったいこんな夜遅くまでなんの行列かと不可解に思ったものですが、それからしばらく後にその場所が「ミルフィーユとんかつ」で有名な「きむかつ」だと知りました。
「きむかつ」と聞くと、「キム鍋」及び辺見えみりの結婚で一気にメジャータレントへと躍り出た木村祐一を連想しますが、たぶん関係ないと思います。
ちなみに、私は木村祐一はあまり好きではありません。松本人志の腰ぎんちゃくというイメージが強いし、彼の料理本を読んでも、あくまで素人料理人のくせに得意げに料理の弟子を持ってたりしてて、正直何様かと思います(でも、料理本に載ってるレシピは実践的だし美味しいけどね)。
で、行列の絶えない店として有名な「きむかつ」ですが、土曜日の11時半過ぎに来店したところ、特に並ばずに入れました。
席に着くなり山盛りキャベツがでてくるのですが、これがまずやわらかくて美味しい。サラダドレッシングやとんかつソースをかけて、美味しくいただきます。
そうこうしているうちに、カツがでてきます。
私はプレーンで頼んだのですが、何層にも重ねられた豚肉によく熱が入っており、見た目はメンチカツを連想させられます。そして一口。うまい。でも味もメンチカツみたい・・。確かに美味しいですが、食感や味にそれほど目新しさを感じないもの事実です。でも、とても美味しいので幸せな気分になります。
そして味ポンのようなものをつけてもう一口。うまい、これはうまい。カツには味ポンが合うのですね。知らなかった・・。
そしてご飯、これもうまい。「炊きたてご飯」ということで、注文を受けてから逐一炊いているとのこと。炊き立てのお米は透明感があって、粒も立っており本当に美味しいです。ただ、隣の席の人がおかわりをしたら、一分もしないうちにおかわりが出てきてました。おかわりについては、ストックしてあるご飯を使うということでしょうかね・・。
総合的に採点すると、きむかつという商品のアイディアもさながら、キャベツの先出しや炊き立てご飯など、カツ以外の要素も非常に魅力に溢れているので、とても楽しく美味しい時間を過ごすことが出来る、という点がヒットの要因の気がしました。
しかし、わざわざ二度目の足を運ぼうとまでは思わないレベルでもあります。
少しお高め(ごはんセットで2000円弱)でもありますしね。
美味しい惣菜やのメンチカツの方がコストパフォーマンスは高い気がしました。
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