Go Deacs!! [NC的生活]
今日はWakeにおける年間のバスケットボールの試合の中でも屈指の好カード、Wake vs Duke戦を観にいきました。
アメリカのカレッジバスケットボールであるNCAAはアメリカの地域毎に幾つかのリーグに分けられ、Wake Forestはその中でもUNCやDuke等の超強豪を抱えるACC(Atlantic Coast Conference)リーグに所属しています。
本リーグにおいて毎年、圧倒的な力を誇るのが先に挙げたUNCとDukeで、どちらもACC内においてだけでなく、アメリカ全体(というか世界全体)でも3本の指に入るほどのバスケの超名門校です。
しかも今年はDukeは先日、宿敵UNCを破り、11戦全勝と快進撃中(UNCは9勝2敗中)。今年のACCリーグ優勝は確実と言われるほどの勢いに乗っています。
既に練習の時から漂わせる王者の風格・・超強そうなんですけど・・。思わず、「スラムダンク」に出てきた山王工業を連想してしまいます。
しかしここはWake Forestのお膝元、Winston-Salem。おらが街の大学、Wake Forestを応援すべく、街のあちこちから学生だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、おっちゃんおばちゃん、坊やにお嬢ちゃんと、老若男女、人種、宗教を問わず、とにかく沢山の人がわらわらとあふれ出てきて、会場に集結しつつあります。
黄色いおそろいのTシャツを着ている彼らは、そんなファンの中でもひときわファナティックな応援集団、「Screamin' Deacons」。日本語に直すと、「叫ぶ詩人の会」ならぬ「叫ぶDeaconsの会」です。ちなみにWakeのカレッジスポーツを応援する学生達のことをDeacons(あるいはDeac's)と呼ぶようです。
そしていよいよ試合開始時間になり、選手の入場が始まります。まず先にDukeの選手の名前が呼ばれると、会場全体からいっせいに大ブーイング。Duke大学のあるDurhamまでは車で二時間ほどの距離なのですが、さすがにそれだけの距離をものともせずに応援に来る人は少ないのか、Dukeの大学カラーである青のTシャツを着ている人は会場内にあまり見かけません。それ以外の黄色いTシャツを着ている人(Wakeではバスケの応援は黄色いシャツを着るらしい)との割合は、ざっとWake 8, Duke 2といったところです。
大ブーイングのDuke選手入場に続き、次はWakeの選手が入場するのですが、いきなり会場の照明が落とされたかと思うと・・
大音響のエンジン音と共に、バイクに乗ったDeacon(Wakeのマスコットキャラ)が登場。そして選手一人一人がスポットライトで華々しく照らされながら、会場入りしてきます。
いくらホームゲームとはいえ、この待遇差・・・ちょっとDukeの選手が気の毒にも思えますが、やはりここはアメリカ。バスケといえど、戦いと名のつくものに関してのアメリカ人のテンションは常に江頭2:50並みです。
そんなこんなで試合開始。まあ今回は大差で負けるだろうから、前半終わったら適当なところで帰ろう、そう思っていたのですが・・・(今日は眠くなってきたので、続きは明日に書きます・・)
な、なつかしいっす!
先日の再訪時に、“W Deacon”である友人(学部&Law・WFU卒)が一緒に観戦に行けない(滞在中にWinston-Salemで試合がなかった)ことをかなり悔しがっていました。(自宅に「Demon Deacon部屋を作ってしまった彼です。)
私も、留学中はほぼ毎試合応援に行っていた記憶があります^^。
BIG10との交流戦でWisconsinを迎えてのホームゲームで、おじいさんが真っ赤な「W」のロゴ入りトレーナーを着ているのを見てびつくりしたもんです。まさか、現地から駆けつけたの…って。そんな訳ないとは思うんですがネ。
試合結果、ネットで確認するのを我慢していますので、続編を期待しています!
(今や、バスケよりもフットボールの方が強いみたいですね。)
by Deacon (2008-02-19 20:57)
ほぼ毎試合応援って・・さすがDeaconさん、筋金入りの愛校家ですね!
私ももっとたくさん見に行けばいいんですが、生来、あまりスポーツ観戦というものに興味がなくて・・。でもWakeのゲームは家から近いところでやってくれるのがありがたいですね。日本だと観戦後、「家に帰るまでが試合観戦」ですからね・・。駅までの長蛇の列や満員電車を想像するだけで行く気が失せます・・。
私の留学期間も残りあと2ヶ月あまり、悔いの残すことのないよう、いろんなところに顔を出してみようと思っています!
by ハイペリオン (2008-02-20 11:22)