Winston-Salemに舞い降りた天使(というか政治家) [NC的生活]
いよいよMBAの授業も最終セメスターに突入したのですが、調子こいてファイナンス系の科目を3つもとってしまったのと、サプライチェーンの授業のシミュレーションゲームが思いのほか大変なのとで、ブログを更新する間もないくらいバタバタした日々をすごしています。
そんな折、昨日、授業を終えて自習室で明日のチームミーティングの課題を勉強しようとしていたところに奥さんからの打電。
「さっきESL(英語学校)の先生に聞いたんだけど、今日、Winston-Salemにヒラリー・クリントンが演説に来るらしいよ」
なにっ!?本気と書いてマジ??今、世界で最もホットな女性と言われるヒラリー・クリントンがこのWinston-Salemに???
「ESLの校舎の近くでチケットを配布してるらしいの。正確な住所はよく分からないんだけど・・」
それから15分後。明日のミーティングの課題もほっぽりだして速攻でヒラリーの演説スケジュールを確認し、演説会場となるESLの体育館の前の行列に並んでいる自分がいました。「24」のジャックに勝るとも劣らないフットワークの軽さ(後先考えない行動力)です。
しかし演説会場になるというこのESL、超大国アメリカの大統領を決める選挙演説にはあまりふさわしいとは思えない、あまりにもショボい建物・・。
(ちなみに今回、一眼レフは持参しなかったので、写真はしょぼいです・・)
そして行列に並んでいる最大勢力は、ヒラリーファンのおばちゃん達。やはり初の女性大統領候補だけあって、女性層には絶大な支持があるようです。
にしても・・
「いくわよ・・せーの!『ヒ・ラ・リー!ヒ・ラ・リー!』」
等、行列に並びながらヒラリーコールを斉唱するヒラリー親衛隊のおばちゃん達。また、売り子が売りに来るバッジ、シャツ等の「ヒラリー・オリジナルグッズ」の数々・・。ここはモーニング娘のコンサート会場か!と思うほどのミーハー感溢れる雰囲気です。
そしていよいよ演説開始時間が迫り、セキュリティチェックを経た後に会場入り。しかし、この会場となる体育館のしょぼさ・・私の卒業した小学校の体育館のほうがまだ広かったんですけど・・。本当にこんなショボいところにヒラリーは来るのでしょうか?
しかし、待つこと3時間!(予想通り遅刻したらしい)、会場からの割れんばかりのヒラリーコールと共に、ヒラリー登場!
すげー!本物のヒラリーだ!!
選挙権なんか無いのに、一気にヒラリーへの親愛度が増す至極ミーハーな自分。気がつけば配布されたヒラリー応援プラカード(↓下記写真参照)を振りかざし、ヒラリーコールに100%シンクロしている自分がいました・・。
肝心なヒラリーの演説ですが、さすが政治家だけあり、身振り手振りや会場の合いの手を求めながらのスピーチは既に名人芸の領域。更に、笑いあり涙ありのエピソードを交え、会場との一体感を徐々に高めていきます。
そしてまた、会場のオーディエンスのレスポンスがいい!ヒラリーが「NCの雇用を改革しちゃうわよ!」なんていう調子のいいプロパガンダをかました時には、「イェ~イ!」という会場から割れんばかりの拍手。
あるいは、健康保険資格が無くて亡くなった妊婦の話で「そして彼女は不幸にも亡くなったわ・・」なんて伏目がちに語ろうものなら、会場から一斉に「Oh・・・」という悲しげな嘆息。選挙演説を聴きにきたというよりは、よくできた勧善懲悪の大衆娯楽(浪花節みたいなやつ)を楽しみにきた感じです。
肝心の政策論点については、国民皆保険の実現(アメリカの健康保険は民間セクターに担われており、その過大な費用負担が深刻な社会問題になっています)、雇用改革、環境問題、教育問題と、どっちかいうとポピュリズム的な内容が殆ど。イラク戦争や外交政策なんかの堅苦しい話は今日は無しよ!という感じでした。
演説の締めくくりは
「この選挙は、あなた達が大統領を「雇う(hireする)」選挙なの。決してあなた達を支配する独裁者が選ばれる選挙じゃないわ。あなた達の生活を良くするために、あなた達が誰を大統領に雇うか、という選挙なの。」
するとすかさず観客席から
「You!ヒラリー・クリントン!(アンタしかいないよ、ヒラリー・クリントン!)」
という合いの手が(仕込みか?)。そして会場全体から「ヒ・ラ・リー!ヒ・ラ・リー!」という割れんばかりのヒラリーコール。
いや~、これはもう完全にある種のエンターテイメントショーでしょ・・(かくいう私も勿論コールに参加しましたが・・)。」
そんなこんあで演説終了が終了したのですが、なんとヒラリーは居残って会場のみんなにサインをしてくれる模様!
当然、私も辛抱強く順番が来るのを待ちましたよ・・。すると・・
キター!ヒラリーが近づいてきました!!
その距離、わずか1メートル。
私が差し出したプラカードを直接受け取り、サインをしてくれました!
ありがとう、ヒラリー!我々は、あなたからもらったこの感動を決して忘れない・・(帰宅時にはその感動は既に70%くらい冷めてましたが・・)。
ヒラリーにもらったサインと、会場で買ったヒラリー応援バッジ(5ドル・・ボッタクリですね)。
ちなみに我々は全く知らなかったのですが、昨日には隣町でオバマ氏の選挙演説が行われていたようです。くそっ、どうせならそっちに行きたかったよ・・(←どんだけミーハーなんだよ!)
そんな折、昨日、授業を終えて自習室で明日のチームミーティングの課題を勉強しようとしていたところに奥さんからの打電。
「さっきESL(英語学校)の先生に聞いたんだけど、今日、Winston-Salemにヒラリー・クリントンが演説に来るらしいよ」
なにっ!?本気と書いてマジ??今、世界で最もホットな女性と言われるヒラリー・クリントンがこのWinston-Salemに???
「ESLの校舎の近くでチケットを配布してるらしいの。正確な住所はよく分からないんだけど・・」
それから15分後。明日のミーティングの課題もほっぽりだして速攻でヒラリーの演説スケジュールを確認し、演説会場となるESLの体育館の前の行列に並んでいる自分がいました。「24」のジャックに勝るとも劣らないフットワークの軽さ(後先考えない行動力)です。
しかし演説会場になるというこのESL、超大国アメリカの大統領を決める選挙演説にはあまりふさわしいとは思えない、あまりにもショボい建物・・。
(ちなみに今回、一眼レフは持参しなかったので、写真はしょぼいです・・)
そして行列に並んでいる最大勢力は、ヒラリーファンのおばちゃん達。やはり初の女性大統領候補だけあって、女性層には絶大な支持があるようです。
にしても・・
「いくわよ・・せーの!『ヒ・ラ・リー!ヒ・ラ・リー!』」
等、行列に並びながらヒラリーコールを斉唱するヒラリー親衛隊のおばちゃん達。また、売り子が売りに来るバッジ、シャツ等の「ヒラリー・オリジナルグッズ」の数々・・。ここはモーニング娘のコンサート会場か!と思うほどのミーハー感溢れる雰囲気です。
そしていよいよ演説開始時間が迫り、セキュリティチェックを経た後に会場入り。しかし、この会場となる体育館のしょぼさ・・私の卒業した小学校の体育館のほうがまだ広かったんですけど・・。本当にこんなショボいところにヒラリーは来るのでしょうか?
しかし、待つこと3時間!(予想通り遅刻したらしい)、会場からの割れんばかりのヒラリーコールと共に、ヒラリー登場!
すげー!本物のヒラリーだ!!
選挙権なんか無いのに、一気にヒラリーへの親愛度が増す至極ミーハーな自分。気がつけば配布されたヒラリー応援プラカード(↓下記写真参照)を振りかざし、ヒラリーコールに100%シンクロしている自分がいました・・。
肝心なヒラリーの演説ですが、さすが政治家だけあり、身振り手振りや会場の合いの手を求めながらのスピーチは既に名人芸の領域。更に、笑いあり涙ありのエピソードを交え、会場との一体感を徐々に高めていきます。
そしてまた、会場のオーディエンスのレスポンスがいい!ヒラリーが「NCの雇用を改革しちゃうわよ!」なんていう調子のいいプロパガンダをかました時には、「イェ~イ!」という会場から割れんばかりの拍手。
あるいは、健康保険資格が無くて亡くなった妊婦の話で「そして彼女は不幸にも亡くなったわ・・」なんて伏目がちに語ろうものなら、会場から一斉に「Oh・・・」という悲しげな嘆息。選挙演説を聴きにきたというよりは、よくできた勧善懲悪の大衆娯楽(浪花節みたいなやつ)を楽しみにきた感じです。
肝心の政策論点については、国民皆保険の実現(アメリカの健康保険は民間セクターに担われており、その過大な費用負担が深刻な社会問題になっています)、雇用改革、環境問題、教育問題と、どっちかいうとポピュリズム的な内容が殆ど。イラク戦争や外交政策なんかの堅苦しい話は今日は無しよ!という感じでした。
演説の締めくくりは
「この選挙は、あなた達が大統領を「雇う(hireする)」選挙なの。決してあなた達を支配する独裁者が選ばれる選挙じゃないわ。あなた達の生活を良くするために、あなた達が誰を大統領に雇うか、という選挙なの。」
するとすかさず観客席から
「You!ヒラリー・クリントン!(アンタしかいないよ、ヒラリー・クリントン!)」
という合いの手が(仕込みか?)。そして会場全体から「ヒ・ラ・リー!ヒ・ラ・リー!」という割れんばかりのヒラリーコール。
いや~、これはもう完全にある種のエンターテイメントショーでしょ・・(かくいう私も勿論コールに参加しましたが・・)。」
そんなこんあで演説終了が終了したのですが、なんとヒラリーは居残って会場のみんなにサインをしてくれる模様!
当然、私も辛抱強く順番が来るのを待ちましたよ・・。すると・・
キター!ヒラリーが近づいてきました!!
その距離、わずか1メートル。
私が差し出したプラカードを直接受け取り、サインをしてくれました!
ありがとう、ヒラリー!我々は、あなたからもらったこの感動を決して忘れない・・(帰宅時にはその感動は既に70%くらい冷めてましたが・・)。
ヒラリーにもらったサインと、会場で買ったヒラリー応援バッジ(5ドル・・ボッタクリですね)。
ちなみに我々は全く知らなかったのですが、昨日には隣町でオバマ氏の選挙演説が行われていたようです。くそっ、どうせならそっちに行きたかったよ・・(←どんだけミーハーなんだよ!)
カンクン遠征記⑤ カンクン・セントロ 昼編 [カンクン]
カンクン・セントロとは、カンクンホテルゾーンからバスで10分程のところにある、内陸部のダウンタウンのことを指します。カンクンホテルゾーンの物価が完全にアメリカのリゾート地のそれと連動しているのに対し、セントロでは比較的メキシコ本来の物価に近いため、ホテルゾーンに比べて滞在費を低く抑えることが可能です。
カンクン遠征記④ イスラ・ムヘーレス島 夜編 [カンクン]
続いては、イスラ・ムヘーレスでのナイトライフ編です。イスラ・ムヘーレスは夕刻にかけては素晴らしい夕日が、そしてダウンタウンではカンクンホテルゾーンの喧騒とはまた異なる、雰囲気豊かな夜を過ごすことができました。