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Mini1の時間割 -後編の前編- [MBA]

というわけで、前回(Mini1履修科目の紹介)の続きです。

Business Process Management
Instructor; Scott Shafer

出た!バブコックNo1のすっとこどっこい、スコットの授業です。以前の記事でもお伝えしたように、彼は外見はロマンスグレーのナイスミドルで好印象ですが、その他の点、特にPersonalityというやつに多少の難を抱える教授です。

ただ、ここ二週間ほどの授業を受けた印象では、去年よりもだいぶ親切で感じのいい授業にはなってきている気がしています。夏休みの間に何か彼を人間的に成長させるような出来事でもあったのでしょうか・・謎です。

で、この授業はもう完全になるほど!ザ統計ワールドといった感じで、スコットの「I Love Stat」っぷりっがうっとうしいくらい伝わってきます。

授業前半であるMini1ではMInitabという統計解析ソフトを使ってSix Sigmaの核であるCapability AnalythisやDesign of Experiments、ANOVA等を去年よりも深く掘り下げていき、後半のMini2では同様にMinitabを使ってSimulationやModeling?を行うとのことです。

授業はほぼ統計概念の説明とMinitabを使っての問題演習ばかりですが、こういうハードスキルの授業は勉強していてあまり苦にならないというか、やはり将来、実際の仕事で使える可能性があるということを考えると、勉強にも自然と身が入ります。

しかしこの授業でうっとうしいのがクイズで、一回目の授業で彼は毎回の授業におけるポップクイズ実施の可能性は50%だと言ってたのですが、これがどうやって決定されるかというと、授業のはじめにスコットがエクセルで作った「クイズ有る無し決めマクロ(←今適当に決めた名前)」に「50%」という数字をインプットすると、実際にマクロが50%の確率でランダムに有る無しの回答をはじくというものなのです。つまり、毎回ランダムに50%の確率でクイズが実施されるため、毎回クイズがあるものと想定して、必死こいて勉強して授業に臨まなければならないわけです。しかも彼は後付けで、前回クイズがなかった場合はその次の授業以降は60%、70%という具合に10%ずつ可能性が上乗せされるという、嫌過ぎる創意工夫をするわけです。

で、そんなスコットが主催するプロジェクトベースの授業がこれ↓

Six Sigma Practicum
Instructor; Scott Shafer

一年次にIntorduction for Six Sigmaを履修した人向けの授業で、実際の企業や自治体等においてSix Sigmaプロジェクトを行う実習科目です。

プロジェクトはスコットが探してきてくれるのですが、今のところガラスメーカー、チリソースメーカー、大学付属病院など、なかなか面白そうなプロジェクトが挙がってきています(まだ個々人にアサインされてはいないのですが)。

しかしこの授業、当初はチーム単位でプロジェクトをこなすものと思っていたのですが、よくよく聞くと完全に個人ベースで行うもののようで、かなりビビっています。つまり、アメリカの企業に行って、ヒアリングして、現場を見て、データを集めて分析して、そのフィードバックを現場に下ろして・・という一連のプロセスを英語で、一人でやらねばならない訳です。う~ん、完全にオーバーキャパシティな気が・・これはいざとなれば通訳でも雇うしかないな・・。

と、今回も長くなってしまったので、残りの二つはまた次回に繰り越したいと思います。





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